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整然としたクローゼット

掃除を楽にする収納~4割の余白~

ものに住所を決め、5秒で取り出せる位置を作ろうと思って家のあちこちに「住所」を作っていると、次第に難しくなってきます。なぜなら収納からものを取り出すだけで5秒は超えてしまうから。必要なものだけで過ごし、散らからないような部屋づくりを行う場合、収納の使い方にもコツがあります。

収納にはぎちぎちに詰めない!

収納があると、つい「どれだけ効率よく詰め込むか」を考えがちです。広々とした収納があればなおさらそう感じてしまいますね。

ですが、ものをぎっちり詰め込んでしまうと、それだけ取り出すのに時間がかかってしまいます。取り出すのが難しいと、いずれ取り出さなくなって、収納の中はどんどん「1年に1回も使わないもの」で埋め尽くされて今します。

だからこそ、収納は10割まで使い込んではいけません。

「4割の余白」が大切

そこで意識したいのが「6割収納ルール」。

つまり、収納には常に4割の余白を残すルールです。もちろん4割以上の余白があっても構いません。大事なのは、余白を作ることで取り出しやすく、入れやすい環境を整えること。収納に何がおさめられているのか、一目で判断できることです。

また、掃除が頻繁に必要な水回りでこのルールを当てはめると、とても掃除がはかどりますし、「今、何が足りないのか」をパッと把握できて便利ですよ。