テレビからの卒業

テレビを見て不安になる

テレビといえば、毎日色んなテレビ局でさまざまな番組が放送されています。
そのため、テレビは日々の生活の中の娯楽の1つと言えるでしょう。
また、テレビでは毎日時間によって色んなニュース番組も放送されているので、ニュース番組で情報を得るという人も少なくないはずです。

エンタメから政治まで幅広い内容の情報を提供してくれるニュース番組は、とても便利な番組です。
しかし、ニュース番組を見ているとどうしても不安な気持ちを感じてしまうということはありませんか。

ニュースは良いニュースだけとは限りません。
時には悲しいニュースや、不安を感じてしまうような内容のニュースを目にすることもあります。
そのため、ニュースによってネガティブな気持ちになってしまうこともあります。

なんだかネガティブな気持ちになることが多いと感じたときに、自分の行動を振り返ってみましょう。
ニュースをよく見ていたりはしませんか。

もしかしたら、ニュースがそのネガティブな感情の原因となっている可能性があります。
というのも、ニュース番組の中では悪いニュースがたくさん流れます。
例えば事件だったり、殺人や傷害など人が傷つけられるニュースもあるでしょう。
時には自殺など、見ている側が悲しくなってしまうニュースも流れます。

人は良いニュースよりも悪いニュースに興味を強く持つ傾向があります。
メディアもそれを理解しているからこそ、悪いニュースが多く放送されてしまうということにつながります。
それが人の気持ちに影響を与えてしまいます。

人は良くないニュースを見てリラックスすることはなく、逆に緊張してしまいます。
人が緊張している状態というのは、交感神経が優位になっている状態です。
例えば良くないニュースをずっと見ていると緊張している時間が多くなると共に交感神経が優位な状態が続きます。

そうすると、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経のバランスが崩れてしまうと、免疫機能が下がることで体調を崩してしまいやすくなります。

さらに精神のバランスを崩す原因にもなるので、悪いニュースばかり見ていた結果体調を崩しやすくなったり、心が不安定な状態になってしまうという状態に陥ってしまいます。

現代社会人の中にはありのままの自分を受け入れることができていない人がたくさんいます。
そういった人は、悪いニュースを見ることでそのニュースの当事者と自分を比較して安心するという感情の変化が起きるケースが多くあります。

しかし、その方法で一瞬の安心感を得ても根本が解決しているわけではないので一時しのぎにしかなりません。
他者を下げることで安心するという方法を繰り返してしまうと逆効果になってしまいます。

健康的な身体と心を維持するためには、ニュースを控えてテレビ断ちをしてみるのも1つの手です。
自分の精神に影響を与える情報をシャットアウトすることで健全な身体と精神を手に入れましょう。